生豆の輸入業者が主催するコーヒーのカッピング会に参加してきました。この業者さんは日本でも有数の優良業者で、お値段は他よりも高目ではありますが、選択眼や品質はピカイチ! MORIEUJI COFFEEのメインの取引先でもあります。
カッピングして生豆の品質や風味を確認し、どれを仕入れるが見定めるわけです。ボチボチ良い豆というのは普通にはあるのですが、飛びぬけて印象の強い豆というのはそうはありません。そんな豆に出会うと、それこそ一瞬で分かります。
ルワンダの豆の中に奇跡といって良い程の飛び抜けた風味特性を持つ豆を見つけました。アールグレイやレットアップルといった赤色の果葉を思わせる甘酸っぱさをベースに、シトラス、ミントといった爽快感を加えたような、非常に複雑な香味を持ち合わせていました。
SCAAのカッピングスコアで云えば90点オーバーの紛れもなくトップスペシャルティです。このロットの仕入れを画策中です。
Dry Fragrance | ドライフレグランスの評価
豆をグラインダーで挽いて粉にした瞬間が焙煎豆の香りが一番引き立ちます。その段階でドライの状態の特徴を探ります。
Arom | アロマの評価
湯を注いだときのウエットの状態の香りを確認します。
Break | ブレイク
湯を注いだ4分経過後に表面に浮いた粉の層(クラスト)をスプーンで攪拌(ブレイク)します。その後まだ表面に残っている粉や泡などをスプーンで丁寧に取り除きます。
Cupping | カッピング 液体の評価
さらに6分程度置いて適温になってからカッピングに入り液体の評価を始めます。
本日評価した生豆リストの一部
生産国・エリア・農園・品名・品種・プロセス(精製法)などトレーサビリティーが記載されています。
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