「気持ちのいい場所に行くと美味しい珈琲が飲みたくなる。」そんな一杯を味わうために各地を旅し、そこで見つけたナイスなロケーションにてアウトドアコーヒーを淹れる。もちろん珈琲豆は私が自家焙煎したMORIFUJI COFFEEのスペシャルティコーヒー豆を持ち込む。題して「TRIP DRIP」
今日は2014年1月1日。初日の出を拝みに静岡県伊東市に向かった。そこで初日の出を背景にハンドドリップ珈琲を淹れるのだ。
午前6:30 現地に到着。日の出の20分前。風は強いが雲は殆ど無く最高の初日の出を見れそうだ。期待に胸踊らせ写真を撮りに車外へ。おぉ~寒い。空は朱に染まり始めた。眼前に初島が浮かび相模灘が広がっていた。
午前6:52 ご来光 なんと晴れやかな日の出なのだろうか「今年も良い一年でありますように」
早速ハンドドリップ準備開始。超速の湯沸し機 ジェットボイルを路上に設置しようとするが風が強く不安定になる。うまく風除けになるような場所を見つけたので、とりあえず給水&点火。
約2分程でお湯が沸騰、すかさずジェットボイルからドリップポットにお湯を移す。この時点でお湯は90℃前後になっているはずだ。
コーノのドリッパーにペーパーフィルターと挽いた珈琲豆をセット。ハンドドリップ開始。スペシャルティコーヒー豆はコロンビア・スプレモのシティーロースト。焙煎後9日間エイジングさせたものだ。このロットはエイジング7日以降から美味しくなる。美味しさのピークが遅くなるような焙煎をかけ、さらに風味を逃がさない保存をしているのだ。よって日持ちが格段と良い珈琲豆になっている。
ハンドドリップ完了。朝日に照らされる琥珀色の液体。元旦の寒空に上る湯気が気分を盛り上げる。
至福の一杯。
ドリッパーに残った形。
「気持ちのいい場所にいくと、美味しい珈琲が飲みたくなりますね。」
photo by kako & Tomomichi