アウトドアコーヒー 菜の花満開のマザー牧場

菜の花の丘

今回のトリップ・ドリップは千葉県富津市にあるマザー牧場よりお届け。4月初旬のマザー牧場は広大な敷地が菜の花で一杯になり一面が黄色に染まる。うわさには聞いていたがリアルで感じるスケールの広さは想像を超えていた。

「気持ちのいい場所に行くと美味しい珈琲が飲みたくなる。」そんな一杯を味わうために各地を旅し、そこで見つけたナイスなロケーションにてアウトドアコーヒーを淹れる。もちろん珈琲豆は私が自家焙煎したMORIFUJI COFFEEスペシャルティコーヒー豆を持ち込む。題して「TRIP DRIP」

景色の良い場所でドリップができそうなところを探して歩くが、とにかく広い。丘の上から眼下に菜の花畑が広がる場所を見つけた。菜の花を踏まないように、そおっと畑に入ってドリップ準備開始。

アウトドアコーヒー 菜の花畑 1

アウトドアコーヒー 菜の花畑 2

今回のスペシャルティコーヒー豆は「エチオピア イルガチェフェ G/1 ウォッシュト ハイプラスロースト」だ。ハイプラスローストはハイローストとシティーローストの中間で、これは私個人で設けた焙煎度合いだ。イルガチェフェの場合はハイローストからシティーローストの間にフルフレーバーポイントがあり、早すぎるとフレーバー未完。遅すぎるとフレーバー消失。ということになる。こののイルガチェフェはベストポイントで煎り止めたつもりだ。

アウトドアコーヒー 菜の花畑 3

アウトドアコーヒー  菜の花畑 ハンドドリップ

いつものトリップドリップでは、ジェットボイルで湯を沸かすのだが、今回は仮にも施設内なので予め湯を沸かしたものをポットで持ってきた。湯をかけたイルガチェから立ち昇るフレグランスと菜の花のフレグランスが交じり合い何とも不思議な匂いに・・

このイルガチェフェのハイプラスローストは本当に旨い。ジャスミンのような爽やかな柑橘とカラメルの甘さが凄く乗っていて、飲んで鼻を抜けた瞬間に見事なハーモニーを醸し出す。ある意味、ダージリンティーにも似ているフレーバーだが、それよりももっと厚みがある。

アウトドアコーヒー 菜の花畑 ハンドドリップ2

菜の花畑の丘2

菜の花の丘に立つ一本の木の下で。訪れた春を全身で感じている図。

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Tomomichi Morifuji

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